ピアノ弾きの素朴な疑問にお答えします。 |
どんなピアノを選べばいいの? |
鍵盤楽譜って効果はあるの? |
ピアノが初めてでもピアノが弾ける? |
演奏するにあたって、覚えておくことは? |
独学レッスンで注意する点は? |
アメリカには、探り引きといって、楽譜を見ないで演奏を覚えるピアニストがたくさんいるそうです。 日本では、楽譜を読めないとピアノが弾けない、と信じられていますが、これは国民性の違いなのでしょう。 『猫ふんじゃった』が演奏できる方でも、その多くが「弾けない」と断言することがその表れ。 でも、弾いたが勝ち。
たとえ楽譜(ピアノ譜)を読めなくても、ピアノは弾けます。 もちろん、楽譜を読めるにこしたことはありませんが、ピアノを弾くのに「辛く」「長い」基礎訓練としての読譜があるとしたら、うんざりです。
それをとっぱらった独学レッスン。それが『鍵盤楽譜』によるレッスンです。 どのくらい簡単なのか? [無料レッスン]で、その簡便さをおたしかめください。 |
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ピアノ譜
鍵盤楽譜
レッスン教材 |
楽譜が読めなくてもピアノが弾ける、オリジナル・ピアノ教材のサイト |
かつて、ビートルズの『レット・イット・ビー』のイントロを鍵盤楽譜に起こしたことがありました(『開いた瞬間!すぐ弾ける「大人のピアノ」』に収録)。 ピアノを弾いたことがない50歳の男性が「弾いてみたい」とおっしゃったからです。 ピアノは、ご自宅に娘さん用のアコースティックがありました。 さっそくご自宅で試していただくと、次の日「弾けました!」と、興奮気味に話してくれたのです。
ほかにも、 「わずか2小節を弾いた瞬間、天にも昇る気持ちでした」 「鍵盤楽譜で、エナジーフローを弾けるようになりました」 「鍵盤楽譜のすごさに魅せられました」 など、うれしいメールを多数いただいています。
『ピアノを習おう.com』の鍵盤楽譜は、出版社からもリリースされています。
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楽譜出版社でMOOKの編集長を務めさせていただいたとき、意外な実態を教えてもらったことがあります。それは 「独学教材を買ってきてピアノをはじめる方のほとんど全部が、途中で挫折してしまうんですよ」 ということ。
これには、読譜が深くかかわっています。 音符を読み取り、演奏記号を理解しながらレッスンしていくと、辛さばかりが募ってきて、しまいには「もう、いいや」となるのだそう。
愉しみなくして、成長なし、です。 鍵盤楽譜は、最初に演奏する愉しみを味わってもらう教材です。 音符を覚える必要もなければ、演奏記号を解読する手間もいりません。
ポイントは、ピアノを弾くことを愉しむこと。 そして、繰り返し演奏すること。
たったこれだけです。 |
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ピアノには、アコースティック・ピアノとデジタル・ピアノがあります。
アコースティック・ピアノには大別して2種類あって、コンサートなどで見かける奥行きのあるものがグランド・ピアノ。 縦長のものがアップライト・ピアノです。
デジタル・ピアノは、音質や鍵盤のタッチをアコースティック・ピアノに近づけた電子楽器。最近ではアコースティック・ピアノと同様の、白鍵(はっけん)、黒鍵(こっけん)を合わせた鍵盤数が88こある「88鍵」のものが主流です。
ピアノ・レッスンでは、上記のうちいずれのピアノでOKです。
なお、家電量販店などで販売しているキーボードにはかなりの廉価版もありますが、注意点が2つ。
ひとつは、キータッチが「ピアノ・タッチ」になっており、音の強弱が出せるものを選ぶこと。 アコースティック・ピアノは、ハンマーで弦をたたいて音を出す楽器で、その構造上、ある程度鍵盤に重さがあります。この重さを指先で覚えておかないと、将来、アコースティック・ピアノで演奏する際に弾けないことがあるからです。 また、音の強弱も同時に求められます。鍵盤をたたく力加減で音量を調整することも覚えておく必要があるのです。
そしてもうひとつは、76鍵以上であること。 ピアノは、音域の広い楽器です。 その音域を生かした曲が数多くあることから、ある程度の鍵盤数が必要となるわけです。 |
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鍵盤楽譜を利用して演奏する場合、とくに、ありません。
ただ、ピアノ譜と違って、教材を見ながら演奏するというより、曲をまるごと覚えてしまうほうがスムーズに弾けるという傾向が強いです。
ですから、毎日とはいわないまでも、週に数回、少しずつ演奏を積み上げながらレッスンしたほうが効果的です。
「いずれピアノ譜を読めるようになりたい」と考えている方もおられると思います。 鍵盤楽譜は、ある種「大人の絵本ピアノ」のようなものですが、楽譜のお作法にのっとって教材を制作しています。
たとえば、小節にしても、リズムにしても。 ピアノ譜に記されている演奏記号も取り入れています。
ですから、愉しみながら自然に楽譜の基礎の一部を覚えられる、というメリットもあるのです。 |
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その他、ピアノに関する素朴な疑問・質問は、以下のブログで展開中! |
ピアノなんでも相談室 |
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